
製品安全データシート
作 成2008/06/06改 訂2011/08/01
改 訂2012/06/01
製品名 : エコデクリーン−MA PDFファイルはこちら
- 1.製品及び会社情報
- 製品名 : エコデクリーン−MA
- 会社名 : リンク・アンド・シェァ・オペレーションズ株式会社
- 住所 : 〒982-0244 宮城県仙台市太白区秋保町馬場字町北49-2
- TEL 022-399-5051
- FAX 022-399-5052
- 担当者 : 中野 勝則
- 緊急連絡電話番号 : 同 上
- 2.危険有害性の要約
- GHS分類
- 物理化学的危険性
- 火薬類:分類対象外
- 可燃性/引火性ガス:分類対象外
- 可燃性/引火性エアゾール:分類対象外
- 支燃性/酸化性ガス:分類対象外
- 高圧ガス:分類対象外
- 引火性液体:区分外
- 可燃性固体:分類対象外
- 自己反応性化学品:分類対象外
- 自然発火性液体:区分外
- 自然発火性固体:区分外
- 自己発熱性化学品:区分外
- 水反応可燃性化学品:区分外
- 酸化性液体:区分外
- 酸化性固体:分類対象外
- 有機過酸化物:分類対象外
- 金属腐食性物質:区分1
- 健康に対する有害性
- 急性毒性(経口):分類できない
- 急性毒性(経皮):分類できない
- 急性毒性(蒸気):分類できない
- 急性毒性(吸入:ミスト):分類できない
- 皮膚腐食性/刺激性:区分1(データーが無いため分類できないが、pH13以上あること
から区分1とした) - 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性:区分1(データーが無いため分類できないが、pH13
以上あることから区分1とした) - 呼吸器感作性:分類できない
- 皮膚感作性:分類できない
- 生殖細胞変異原性:分類できない
- 発がん性:分類できない
- 生殖毒性:分類できない
- 特定標的臓器毒性(単回ばく露):分類できない
- 特定標的臓器毒性(反復ばく露):分類できない
- 吸引性呼吸器有害性:分類できない
- 環境に対する有害性
- 水性環境有害性(急性):分類できない
- 水性環境有害性(慢性):分類できない
- GHSラベル要素
- 注意喚起語
- :危 険
- 【最重要危険有害性】
- 人体に対する有害な影響:皮膚や粘膜に刺激がある。特に眼には危険であり、結膜や
角膜を侵す。視力低下や失明する事がある。 - 環境影響:水生生物に有害
- 物理的及び化学的危険性:特になし
- 化学物質等の:分類の基準に該当しない
- 危険有害性情報:金属腐食のおそれ
飲み込むと有毒
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 - 注意書き:使用前に安全注意を読み、理解するまで取り扱わないこと。
保護手袋、保護眼鏡、保護面等の保護具を着用する事。 - 3.組織、成分情報
- 単一製品・混合物の区分:混合物
- 化学名又は一般名:ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
ヤシ油脂肪酸ジェタノールアミド(1.5%)
食添エタノール (補助剤)0.5%
苛性ソーダ(補助剤)3% - 成分及び含有量:主剤5.5%
補助剤 食添エタノール 0.5%
補助剤 苛性ソーダ3% - CASNo:64-17-5 (食添エタノール)
1310-73-2(苛性ソーダ) - PRTR法:該当物質なし
- 化審法:2-202(食添エタノール)
1-410(苛性ソーダ) - 安衛法:該当物質なし
- 消防法:該当物質なし
- 土壌汚染対策法:該当物質なし
- 4.応急措置
- 吸入した場合:新鮮な空気の場所に移動させ安静にさせる。
- 目に入った場合:直ちに清浄な流水で15分以上洗浄し、刺激がある場合は、医師の診察を受ける。
コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 - 皮膚に付着した場合:水又は温水で洗い落とす。皮膚に異常が出た場合は、必要に応じて
医師の診察を受ける。 - 飲み込んだ場合:水を多量に飲ませ、無理に吐かせず医師の診察を受ける。
- 応急処置をする者の保護:救助者は可能な限り保護具(手袋、眼鏡等)を着用する。
- 5.火災時の措置
- 消火剤:指示はない。
- 消火方法:不燃物である。周辺火災の場合、速やかに安全な場所に移す。
- 使ってはならない消火剤:情報なし
- 火災時の特有危険有害性:燃焼ガスには、一酸化炭素等の有害ガスが含まれるので、
消火作業時には煙の吸入を避ける。 - 消火を行なう者の保護:消火作業では、適切な保護具(手袋、眼鏡、マスク等)を着用する。
- 6.漏出時の措置
- 人体に対する注意事項:漏出時の処理を行う際には、必ず簡易マスク、ゴム手袋、長靴、
保護メガネ等を着用すること。 - 環境に対する注意事項:多量の場合は、河川への流出を防止する。
- 封じ込め及び浄化の方法:少量の場合は、水で洗い流す。多量の場合は、空容器に出来る
だけ回収し、ウエス等で拭き取った後、多量の水で洗い流す。 - 7.取扱及び保管上の注意
- 取扱:簡易マスク、ゴム手袋、長靴、保護メガネ等の保護具を着用する。
- 保管:直射日光下・30度以上の高温になる場所を避け密栓し、屋内に保管する。
氷点下で凍結するので、冬期は凍結しない場所に保管する。
一度開封された容器は、注ぎ口をきれいに拭き取り、完全密封して保管する。 - 保管量:備蓄量の制限はない。
- 保存期間:目安として1年間以内に使い切る。
- 8.暴露防止及び保護措置
- 設備対策 :密閉された場所では使用しない。取扱については、通気性の良い所または、
換気しながら使用すること。 - 管理濃度 : 設定なし
- 許容濃度 : 設定なし
- 日本産業衛生学会:設定なし
- ACGIH:設定なし
- 保護具:必要に応じて簡易マスク、ゴム手袋、長靴、防護メガネ等を使用する。
使用後は水洗浄すること。 - 9.物理的及び化学的性質
- 【外 観】
- 物理的状態:液体 (常温)
- 色:無色透明
- 臭い:微かな薬品臭
- pH:13.0以上
- 【物理的状態が変化する温度】
- 沸点:100℃
- 引火点:引火せず
- 発火点:発火せず
- 爆発限界:下限、上限とも設定なし
- 比重:1.02 (25℃)
- 粘度:5.1Pa・s (15℃)
- 【溶 解 性】
- 水:水溶性、軟水、硬水で性能不変
- その他の溶媒:設定なし
- 10.安定性及び反応性
- 安定性:他の洗剤、溶剤に可溶安定。
- 反応性:Al、Sn、Zn、Cr等の金属及びこれらの合金を溶解し、水素を発生させる。
- 避けるべき条件:30度以上の場所に長時間放置しないこと。
- 避けるべき物質:特になし
- 危険有害分解生成物:特になし
- 11.有害性情報
- 急性毒性:データなし
- 皮膚腐食性・刺激性:データなし
- 眼に対する重篤な損傷・刺激性:データなし
- 呼吸器感作性又は皮膚感作性:データなし
- 生殖細胞変異原性:データなし
- 発がん性:データなし
- 生殖毒性:データなし
- 特定標的臓器・全身毒性単回暴露:データなし
- 特定標的臓器・全身毒性反復暴露:データなし
- 吸引性呼吸器有毒性:データなし
- 12.環境影響情報
- 移動性 : 物理化学的性質からみて、水域・土壌環境に移動しうる。
- 残留性/分解性 :本剤ではZ-Mに対してアルカリ度を高めた製品であり、アルカリ起因
物質である苛性ソーダ(NaOH)は有機物ではないので、生分解性には
関与しない。
よって、Z-MのOECD規格によるDOC法での生分解性の試験結果に
準ずる。
このことから本剤の生分解性は77%とする。 - 13.廃棄上の注意
- 1500倍以上の希釈処理の上廃棄。あるいは、産業廃棄物処理業者に委託。。
酸で中和処理し、100倍に希釈して廃棄する。
空容器を廃棄する場合は、内容物を処理した後処分する。 - 14.輸送上の注意
- 国際規制 : 該当なし
- 国連分類 : クラス8腐食性物質
- 国連番号 : 3267(液体)(有機物)(アルカリ性)
- 輸送の特定の安全対策 :「7.取扱及び保管上の注意」の項の記載に従うこと。
- 及び条件: 運搬に際しては、容器から漏れがない事を確かめ、転倒・落下・損傷などに
注意して積み込み、荷崩れ防止を確実に行う。積載にあたっては酸類から
遠ざけ、有機薬品の上に重ねない。 - 海上輸送及び航空輸送 : 非危険物につき混載可。
- 15.適用法令令(苛性ソーダ(補助剤)のみ)
- 水質汚濁防止法 : 水素イオン濃度の項目
労働安全衛生法 : 第57条の2通知対象物
化審法 : 既設化学物質 - 16.その他の情報
- 本製品安全データシート(MSDS)は、現時点で入手できる最新の資料、データに基づいて作成しており、 新しい知見により改訂されることがあります。また、MSDS中の注意事項は通常の取扱いを対象にした ものです。製品使用者が特殊な取扱いをされる場合は、用途・使用法に適した安全対策を実施の上、 製品を使用して下さい。また、当社は、MSDS記載内容について十分注意を払っていますが、その内容 を保証するものではありません。
